top of page

“技術喪失”という社会課題に挑め!!職人の技を見て、撮って、形にして、製造業の明日をつくる2週間(株式会社秋田サン縫製)

  • 執筆者の写真: 豊留 侑莉佳
    豊留 侑莉佳
  • 2025年12月4日
  • 読了時間: 6分

更新日:2025年12月5日


期間:2週間

場所:秋田県八峰町

報酬:有償

テーマ:コンサルティング、業務効率化

インターンシップに挑戦する経営者と学生
日本ものづくりのリアルな課題解決の現場へ!

秋田県八峰町の縫製工場で、職人の技を未来へつなぐ動画マニュアルをつくるプロジェクト!

現場を歩き、技を“見える化”しながら、教育と自動化の基盤を一緒に形にしていきます。あなたの発想と工夫がそのまま現場の変化につながる、ワクワクの2週間。地方製造業の未来を動かす挑戦に、飛び込んでみませんか?




募集情報


なぜ募集するのか?

秋田サン縫製は、枕や衣類の縫製を手がける地元企業です。仕事の縁で秋田に移住した光田社長が、「日本の縫製産業の未来をつくりたい」という想いを胸に八峰町で創業したことが始まりでした。


かつて日本では、国内で十分にアパレル製品を生産できる体制が整っていました。しかし1991年に約50%あった国内製造率は、2022年には1.5%まで低下(経済産業省、2024年5月)。物価上昇による資材・エネルギー高騰、高齢化、最低賃金の上昇などが重なり、技術を持ちながらも事業継続が難しくなる工場が増えています。私たちが「日本製」に安心感を抱けるのは、縫製工場が品質と価格の両立に挑み続けてきた努力の積み重ねがあるからです。


秋田サン縫製も、こうした構造的課題のただ中にありながら、地域の雇用と暮らしを支えるため、日々工夫を重ねて経営を続けています。光田社長は早い段階から自動化の必要性を感じ、自社で機械開発を進めたり、外国人スタッフの受け入れに挑戦したりしながら、持続可能な生産体制を模索してきました。しかし、人口減少と高齢化が加速する秋田県において現場を維持するためには、さらなる改革が求められています。


今後の縫製業を守るためには、省力化・自動化は避けて通れません。そのため秋田サン縫製では、外国人スタッフと熟練者の間にあるコミュニケーションギャップを埋め、熟練技術を言語化・可視化し、教育と技術継承のスピードを高めたいと考えています。さらに、熟練者の引退で失われるリソースを部分的な自動化で補い、小規模でも高品質を維持できる「次世代工場」を目指しています。


学生との出会いを楽しむ地域住民
失われつつある職人技術を次世代に繋げる力を貸してください!

この戦略を進めるため、経営層には海外工場で工場長を務めた経験者も加わり、体制の強化が進んでいます。しかし、どの工程から自動化に着手すべきか、外国人スタッフの教育のどこに壁があるか、といった具体的な課題はまだ整理しきれていません。


そこで今回のインターンでは、学生の視点で現場を観察・撮影し、新人や外国人スタッフが共通理解できる「動画マニュアル」を制作する役割をお願いします。この取り組みによって、


  1. 言語の壁で習得が難しいポイントの把握

  2. 属人化した熟練技術の言語化・構造化

  3. 動画による教育の自動化

  4. 将来の製造プロセス自動化に必要な資料の整備


といった重要課題の解決が前に進みます。

あなたのつくる一本の動画が、技術を次世代につなぎ、地方から日本の製造業の未来を動かす一歩になります。ともに、新しい工場の形をつくりましょう!



どんな活動内容?

現場の作業手順や熟練者の“コツ”を理解し、誰でも学べる動画マニュアルとして整理・編集せよ!

完成したマニュアルは、新人教育や外国人スタッフの学習支援に活用されるだけでなく、自動化検討や補助金申請の判断材料としても役立ちます。現場のリアルを観察し、課題解決の糸口を“見える形”にすることがインターン生のミッションです。


<ゴールイメージ>

現場観察・撮影・ヒアリングを通して縫製業務を整理し、動画マニュアル(完成版)を制作します。最終日には、経営者・社員向けの発表会で成果を共有し、教育・自動化・共生に活かす提案を行います。


【具体的には】

  • 縫製現場の観察・業務分析

  • 熟練者・外国人スタッフへのヒアリング

  • 業務動画の撮影・編集・字幕付け

  • 動画マニュアル(試作版→完成版)の制作

  • 最終プレゼン(活用提案を含む)


学生向け説明会を開催するインターン生
創業当時から変わらない工場と八峰町の景色

このプログラムのやりがいと魅力

日本の製造業では、高齢化や人口減少により熟練者の技術が属人化し、“失われるリスク”が現実の課題になっています。この構造的課題に学生のうちから挑み、技術を次世代につなぐ仕組みをつくること自体が、社会に対して大きな意義を持ちます。


さらに、物価上昇の中で製品価格を抑え、安定した品質を維持しようとする現場には、私たちの暮らしを支えるものづくり企業の葛藤や努力が詰まっています。本インターンでは、そのリアルを間近で知り、課題の本質を自分の目で捉えることができます。


職人の技を視覚的にわかりやすく整理・伝える動画制作を通じて、「伝える力」「構造化思考」といった普遍的なビジネススキルも獲得できる、学びと貢献の両立ができる2週間です。






募集要項



募集人数

1名

期待する成果

  • 現場の暗黙知(熟練者の技・判断基準)の見える化

  • 外国人スタッフ・新人が学びやすい教育動画の完成

  • 動画を基盤とした「自動化議論の第一歩」の形成

得られる経験

  • 現場観察から成果物づくりまで一貫して体験する実践力

  • 技術伝承や多文化共働の現場を理解する力

  • データ・映像・言語化を通じた「伝える力」の獲得

活動内容

【STEP1】業務の流れを理解する(目安:初日~4日) 

現場を理解し、動画マニュアル化すべき基礎業務を特定する

  • 縫製現場を観察し、工程・手順・役割を把握

  • 熟練者・外国人スタッフ・新人の作業を比較

  • 対象業務(例:枕の縫製や仕上げ工程)を決定


【STEP2】技能を伝える形にする 

業務手順を見える化し、“誰でも学べる形”に整理する

  • 作業の動画撮影(複数アングル)

  • 熟練者の「コツ」「判断基準」をヒアリング

  • 字幕・ナレーション・注釈を加えて編集

  • 外国人スタッフへの試用ヒアリング


【STEP3】動画を仕組み化につなげる 

完成した動画を企業へ共有し、活用・改善の方向性を提案する

  • 動画マニュアルの最終編集

  • 発表・現場・経営者への上映

  • フィードバック会実施

  • 自動化・教育・外国人共生への応用提案

対象となる人

  • 地域やまちづくりに関心がある方

  • 製造業や現場改善、教育に興味がある方

  • 相手の立場を理解しながら課題解決に挑める方

  • 多文化共生や国際協働に関心がある方

活動条件

  • 原則フルタイム参画

  • 期間中に八峰町への滞在が可能なこと

  • 保険の加入確認ができること

活動期間

2026年3月9日(月)〜3月22日(日)※移動日は含まず

活動地

株式会社秋田サン縫製 本社・工場

〒018-2676 秋田県山本郡八峰町八森磯村294−1

費用

交通費・宿泊費支給あり

報酬

活動支援金あり

選考プロセス

▼Webから個別説明会に申込み ▼エントリーシートの提出

▼面接選考

▼選考結果通知





会社情報


株式会社秋田サン縫製


事業内容

紳士・婦人既製服の製造

設立

昭和55年4月

従業員数

25人


このプロジェクトに応募する or 話を聞きたい

インターンシップに関する説明会をオンラインで開催しています。ご希望の方は、下記ボタンからお申し込みページへお進みください!




bottom of page