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森と人は、再び共生できるか?炭焼きと木酢液から探る里山の知恵に挑戦!(あきた稲庭ポロの森プロジェクト)

  • 2 日前
  • 読了時間: 6分

更新日:19 時間前


日時:2026年9月22日(火・祝)10:00〜14:00

場所:秋田県湯沢市稲庭町

参加費:1,000円

テーマ:熊対策、森林保全、地域体験

熊と子どものシルエットがある、森をまもる炭焼きたいけんの告知ポスター。9/22 10:00〜14:00、参加費大人1000円子ども500円。
2026年9月22日(祝・火)開催|山とクマと、暮らしの知恵「森をまもる炭焼きたいけん」

クマ問題に揺れる、秋田県湯沢市稲庭町にある「あきた稲庭ポロの森自然公園」。一人の医師が生まれ育った里山を守り、活かすことから始まったこの場所で、先人の知恵「炭焼き」を通じて森と安心して関わり続ける工夫をみなさんと一緒に体験するイベントです。


ドラム缶を使った本格的な炭焼き体験に加え、炭焼きの副産物である木酢液を使った熊対策の紹介、自然公園散策、専門家によるレクチャーまで。大人も子どもも、森と関わる喜びを味わいながら学べる一日です。




募集情報


あきた稲庭ポロの森プロジェクトとは? ― ひとりの医師が守り継ぐ、生まれ故郷の裏山


あきた稲庭ポロの森自然公園を運営する「あきた稲庭ポロの森プロジェクト」は、横手市十文字町で耳鼻咽喉科医院を営む阿部隆医師が代表を務めています。


阿部医師は1948年、湯沢市稲庭町――わずか13軒の下川原集落に生まれました。高校進学とともに故郷を離れ、横手・盛岡・八戸、そしてロンドンでの研究生活を経て、1991年に地元・横手市十文字町で医院を開業。以来30年以上にわたり、ストレス性難聴の臨床研究や、乳幼児・学童のコミュニケーション障害への支援に力を注いできました。


その一方で、心の中にずっと温め続けてきた想いがありました。それは、高校時代に故郷を離れて落ち込んでいた自分を癒してくれた、生家の裏山の記憶です。樹種豊かで湧き水や沢があり、大きな空が広がるこの裏山を、後世に残していきたい――。


杉林の山道を、帽子とリュックの子どもたちと大人が列になって歩く。木漏れ日が差す静かなハイキング風景】【。
子どもから大人まで安心して散策できる里山

70歳の節目を迎えた令和のはじめ、阿部医師はその想いを形にする決意をし、「秋田・稲庭ポロの森プロジェクト」を立ち上げました。ご先祖が守ってきた裏山を核として、身体的・知的・精神的・社会的にさまざまなストレスや困難を抱える人たちが、子どもから大人まで安心して心豊かに生きるヒントを見つけられる場所をつくる。それが、このプロジェクトの原点です。



なぜ、この活動が必要なのか?


耳鼻科医として長年ストレス性疾患やコミュニケーション障害と向き合ってきた阿部医師にとって、自然と触れ合い、いのちの循環を肌で感じる体験は、人が本来の力を取り戻すために欠かせないものです。


同時に、阿部医師が生まれ育った下川原集落は、人口減少が進む限界集落のひとつでもあります。裏山という地域資源を活かした活動拠点をつくることは、地域そのものの存続・再生にもつながっています。


あきた稲庭ポロの森は、「人の心を癒すこと」と「地域を元気にすること」――この二つを同時に叶えるための場所として歩みを始めました。

そんな折に、プロジェクトにとって大きな壁となって立ちはだかった出来事が、日本中の誰もが知る野生のクマによる被害の増加です。


熊出没注意の看板が設置された山
熊が出没したエリアには注意喚起の看板が立つとともに、里山と人との距離もさらに遠のいていく

この問題によって、里山の利活用を中心に、人の心を癒し、地域を元気にするための自然公園の開放が、再び人が足を踏み入れにくい場所という負のイメージへ逆戻りしてしまう。


そんな危機感から、私たちが正しく山を知り、正しく恐れ、正しく付き合っていくために先人の知恵を借りた、山と人の暮らしに焦点を当てることになりました。



なぜこのイベントが必要なのか? ― 木酢液と音による熊対策の検証


あきた稲庭ポロの森プロジェクトでは、誰もが安心してこの公園を訪れられるように、木酢液と音を組み合わせた熊対策の検証に取り組んできました。その土台として、里山で暮らしてきた先人の知恵「炭焼き」に着目しました。


森の斜面で、竹の支柱に支えられた穴から白い煙が立ちのぼる。土の作業場に人影が見え、暑く静かな雰囲気。
ドラム缶を使用したシンプルで大迫力の炭焼きを体験します!

炭を焼く過程で生まれる木酢液は、森と共生してきた昔ながらの知恵のひとつ。

人よりも嗅覚の優れた熊を含めた野生動物は、炭焼きの過程で発生する炎や煙、木酢液の匂いに生理的に警戒心を持つと考えられています。刺激のない対策は、動物にとって慣れも生じてしまうため、必ずしも絶対的な忌避方法とは言えません。しかし、炭焼きのための山の間伐や匂いと音による刺激という複数の方法を組み合わせることで、里山と人の関わりある暮らしを諦めなくてもよくなるのではないかという思いで、立ち上がった企画です。


今回のイベントでは、実際に炭を焼く体験を通じてその知恵と技術にじかに触れながら、これからの熊対策や森とのつきあい方をみなさんと一緒に考えます。




どんな体験ができる?


炭焼きから木酢液の活用まで、一連の流れを丸ごと体験できる4時間です。


  • 10:00〜10:30 プロジェクト概要説明 あきた稲庭ポロの森プロジェクトの取り組みをご紹介します

  • 10:30〜11:00 ドラム缶を使った炭窯への火入れ 昔ながらの方法で、炭焼きの窯に火を入れます

  • 11:00〜12:00 クマ対策公園散策・木酢液抽出体験 公園内を歩きながら、木酢液の抽出を体験します

  • 12:00〜13:30 昼食・クマと人の暮らしレクチャー 専門家によるミニレクチャーで、熊対策の知恵を学びます

  • 13:30〜14:00 炭出し・炭と木酢液の活用法について 焼き上がった炭を取り出し、暮らしへの活かし方をご紹介します




このイベントの魅力


当日は、地域の炭焼き・熊対策の専門家がそろってご案内します。


  • 井阪 智 氏(一般財団法人日本熊森協会 秋田県支部 支部長):熊対策・森林環境についてのレクチャーを担当

  • 沓澤 繁幸 氏(くつざわ農園):ドラム缶炭焼きの指導を担当


「怖いもの」として遠ざけるのではなく、正しい知識と昔ながらの知恵で、森と安心して関わっていく。そんな体験を、ご家族やお友達とぜひ味わってください。







開催概要


日時

2026年9月22日(火・祝)10:00〜14:00 ※雨天決行、荒天が予想される場合は前日18時までにご連絡します

場所

あきた稲庭ポロの森自然公園 (秋田県湯沢市稲庭町下川原202-1/駐車場あり)

定員

20名程度 ※定員になり次第締め切らせていただきます

参加費

  • おとな1,000円

  • こども500円

    (当日受付にて現金でお支払いください)

持ち物

  • 軍手

  • 水分補給に必要なもの

  • 軽めの昼食

  • 虫除けスプレー

  • 動きやすくて汚れてもよい服装

主催

あきた稲庭ポロの森プロジェクト(医療法人阿部耳鼻咽喉科医院)

協力

一般財団法人日本熊森協会 秋田県支部、くつざわ農園





主催団体情報


あきた稲庭ポロの森プロジェクト(医療法人阿部耳鼻咽喉科医院)

代表・阿部隆医師の生家裏山を活動拠点に、里山の自然公園「あきた稲庭ポロの森自然公園」の整備・運営を行うプロジェクトです。稲庭に伝わる自然農法や炭焼きなどの暮らしの知恵を活かしながら、森林環境教育や地域住民との交流を通じて、山の資源循環と地域理解を深める活動を続けています。


ポロの森自然公園エリアマップ。森林、遊歩道、道路、川、畑が色分けされ、クマ緩衝帯や各施設番号、簡易トイレ表示。



お申し込み・お問い合わせ

ご参加をご希望の方は、下記フォームよりお申し込みください。

ご不明な点は、お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。





お問い合わせ:あきた稲庭ポロの森プロジェクト(医療法人阿部耳鼻咽喉科医院) pollo.mori.info@gmail.com




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