
わたしたちの街
ゆざわのこと
ゆざわ / Yuzawa
秋田県湯沢市は、秋田県の南端に位置し、秋田県の南の玄関口として知られています。
市内西側には、奥羽山脈と出羽丘陵に囲まれる横手盆地を雄物川が流れ、
その支流として皆瀬川、役内川が流れています。
寒暖差が激しい内陸性気候のため、冬にはたくさんの雪が降ります。


歴史 / History
湯沢は縄文時代から狩猟・採集が行われ、
645年の大化改新の頃になっても大和朝廷の支配の及ばない土地に住む人々(蝦夷)が住む土地でした。その後朝廷の力が及び、中央の支配下に入ったのち、時は進み江戸時代を迎えます。
江戸時代には院内地域で院内銀山が発見され、それに伴い酒造りなども始まり、大いに栄えました。
廃藩置県の後秋田県に入ることとなった湯沢は、その後も合併を繰り返し、現在の湯沢市が形成されました。
自然 / Nature
出湯の郷(いでゆのさと)としても湯沢市は知られています。市内には秋ノ宮と小安峡という二つの大きな温泉地があり、温泉はもちろん地熱発電や地熱を活用した農業なども盛んです。また、冬になると数メートルの雪が振り、秋田県内屈指の豪雪地帯です。


食文化 / Food Culture
江戸時代に発見された院内銀山で生まれた消費に対応するため、江戸時代から湯沢市では酒造りが大規模に行われていました。現在でも酒造りは行われており、市内には複数の蔵元が酒の醸造を続けています。また、豊かな自然があることで水が綺麗なため、味噌や醤油などの発酵食文化も栄えています。
地域課題 / Problems
豊かな自然に恵まれた湯沢市ですが、課題も多く抱えています。その代表的なものが、人口減少です。出生数は年々減り続け、死亡数は出生数の6〜7倍と高いのが現実です。また、10代・20代の若者の多くが、進学・就職を機に湯沢市外ないしは秋田県外に出て行ってしまうことも人口減少の一因となっています。社会動態をみても、転出数が転入数を大幅に上まっています。湯沢市は少子高齢化・人口減少最先端の場と言えます。
